エレファント - tobiyan’s blog

しつこいようですが

がおもしろかった。オイラは映画嫌いですから、いままでこんな映画見たことなくて、衝撃です。いや、衝撃っていうか何もないんだけどね。衝撃的な事件だったのに何もない。何も感じさせないようにすら感じる。正直最近の報道に辟易しているからかもしれない。何かしら事件が起こると、すばらしい未来を残して被害者の未来を奪った的な、事件とは関係のない報道が多すぎる気がする。
エレファントは何の感情移入もさせない。本当にあった事件を題材にしているのに。事件を扱っているのに、事件がただ偶然に起きてしまったかのように扱われている。
なんだか偉い作品のように書いてしまったけど、ほんとに空っぽだった。コレに感銘を受ける人はいないとおもう。コレをすっごい良い作品って思う人もいないと思う。コレは事件の歴史を知るにも背景を知るにも役には立たない。
それにしてもオイラにはなんだかしらんがこの作品がずどーんときました。来たのは事件じゃありません。あくまで映画です。事件がごっそり抜け落ちてても、この映画好きかも。むしろ無い方が好きかも。よくわがんねーげど。
kazunosuke君曰く、この事件を題材にした映画をマイケル・ムーアが撮ったらしいけど、見たい気持ちと見たくない気持ちと複雑ニョロ。でも、買ってきてしまいそう。昨日BookOffに売ってた。見ちゃいそう。ああ、見ちゃいそう。でも見たくないよ。