RIJF三日目(2005/08/10)
この日も熱かった。テントをGLASS STAGEの奥地へ設置。しかし、これ、正解。午後にはうまい具合に木陰に。とりあえずテント張ってるときはひたすらビールの事だけを考えて働く。
トップバッターはサンボ。みんな前に言ってしまったが、オイラは神、宮本のエレカシに備えてサンボは涙をのんでテントから、と思ってた・・・が。
相方とその友達がエレカシを前で見るって言ってたので、電話してみたけど、周りがうるさいし、うまく会話ができなかったので、無かったことにして、一人でスタンディングゾーンへ。開演前に散水。びしょびしょじゃ。
- エレファントカシマシ
- やってまいりました。神と接触タイム!今年は今までで一番良い場所に。神丸見え。ひゃっほう。ギターの石君、相方♀が言っていた通り良い感じに短髪。なんか一皮剥けたな。とにかく歌って叫んで神を讃えた。しかし、なんか、なんか客がおとなしい・・・のか?やっぱりもみくちゃにされないと燃えないのかな?なんかちょっとアレだった。でも珍奇男聞けたし、嬉しいのだ。
歌って叫んでに加えて、照りつける太陽に体力を奪われ、エレカシが終わって、テントに帰る。次は銀杏だ。正直峯田個人はブログを読むほど好きだが、銀杏の曲はあまり聞きこんでなかった。相方とテントで一休みするべか、気が向いたら行くべかと相談していた。
- 銀杏BOYZ
- 入場曲は恋は水色、しかも口笛って笑えた。でもあまりにも長くやるもんだから、だんだん切なくなってきた(ゲラ 日本発狂という曲で相方がGOサインを出す。二人でスタンディングゾーンに歩く最中に「峯田脱いだらいいね」なんて言って笑ってた。しかし、なんと現実になろうとは。たしかに彼は飛ばしてた。退院したてで松葉杖だってのに、飛んだりはねたり転がったり。彼はなににこんなに生き急ぎ、なんでこんなに生を感じていたいんだ?って不思議に思えるぐらい。で、到着から数分後その時がキタ!ズボン脱いだ。パンツ脱いだ!キター。チンポブラーん。さっきまでのハイテンションな動きとうってかわって、今度は仁王立ち。いいねぇ。そのごめちゃくちゃな演奏とぐちゃぐちゃな彼を数曲見て、疲れがピークなオイラ達はテントへと向かった。
テントに付いたら、良い曲が聞こえてきた。みっちーさんがこういう曲は好きだとかなんとか言った気がする。確かになんとも素敵な曲がかかっていて、一体こいつらなんなんだ?って思った。後でじっくり聞いてみることにしよう。残念なことは弐度目のチンポを拝めなかったこと。テントにこもっていたから。っつーかチンポを出すような曲じゃ無かったはずだが(ゲラ 弐度目は拝んでないが、会場は誰も彼のチンポ露出に違和感を感じてなかったと思う。パフォーマンスっていうサービスですらないように思う。彼の等身大の背伸びのないまるで自然なことのように思えた。今までチンポ露出のニュースを聞く度に「いや、パフォーマンスかもしれんが、それでナニを表現するんだ?」って思ってたんだけど、実際見てみるとなんでもないのだ、当たり前なんだ。フシギダネ。
この後LAKE STAGEに向かった。飯を買っていたら曽我部が始まった。
- 曽我部恵一バンド
- オイラは曽我部は座ってみるのがお行儀って思ってたし、相方もそこまでは思ってないにしろ弁当食いながらって思っていたはず。しかし演奏始まったら「オイラ行ってくる」ってお前弁当は。しかもタイラーメンだよ。それ置いていくのかよ(ゲラ まぁよい。オイラはタイラーメンを隣に自分の弁当を食い尽くした。しかし、なんだ?今日の曽我部は。おかしい。暑さで狂った?ヤバい。ロックだ。パンクだ。いつからこんなになってしまったの?かなりウズウズしてきた。今まさにタイラーメンを後に前に行こうかと思った瞬間。裾から見覚えのあるメンツ。そしてその後ろから峯田。峯田が松葉杖をついて曽我部を見に来ている。確か、峯田、以前曽我部についてナニか言ってたな。(軽くいまぐぐったらどちらかというと曽我部が峯田を絶賛していたのかな?)とにかくちぐはぐでなんとも変な組み合わせだ。峯田がオイラの10mもない先に座ったもんだで、ちょっと前に行きづらくなった。が、やっぱり見たいモノは見たいので、1、2曲待って前に行くことにした。ミーハー根性で話しかけたかったが、今は曽我部!と思って我慢した。とにかくこの日の曽我部はいつもと違った。オイラは朝、サンボを見たときに「日本のオンガクシーンでピースフルなラブ&ピースは曽我部に、熱いラブ&ピースは山口に任せ説け」って勝手に奴らにキャッチフレーズを付けたのですが、そんなん吹き飛んだわ。熱いよ曽我部。あとで相方に聞いたら「今回のアルバムがそういう感じなんだ。いいよー」と言っていた。買うしかないか。
そんな感じで曽我部の熱い演奏が終わった。よかった。で、先ほどタイラーメンを置き去りにした場所に帰ろうとしたら、ちょうど袖に帰っていく峯田が。話しかけよう!「(峯田さんの)ライブ見ました!!今、曽我部がパンクになったんです!!」当然向こうが「え?」というような顔をする。「曽我部がパンクになったんです」もう一度言ってみた。アホか俺は。でももったいないと思ったんだ。峯田が来る前だったんだ、パンクな曽我部は。アレを見られなかったのはもったいないと思ったので報告したんだが、なんかもっと別な気の利いたこと言えば良かったよ。立派なイチモツでしたとかさー。なんかいきなり素っ頓狂なこと言ってしまったようで、バカまるだしだ。トホホ。当人が言い訳とごめんなさいとエールを兼ねて僭越ながらトラックバックを送ろうと思う。
とりあえずタイラーメンを放置して曽我部に完全燃焼した相方に報告。「うそ!」。彼女は早速峯田のファンの後輩にメールを打つ。で、続けてLAKE STAGEの
この後教授を聞きながらテント撤収。YMOの曲だー嬉しい。戦場のメリークリスマスだー嬉しい。ですかりBGMだったが、小山田君が出ていると知っていたなら前に行ったろう、チキショー。GLASSを後にするみっちーさんはそのままSOUND OF FORESTのPOLYSICSを見に行った。オイラもポリ見たかったけど、未開の地であるELLEGARDENを見ることにした。
相方は彼の青い発言にかなりご立腹のようだ。笑えた。オイラは大人だからどうでもいいよ。
そんな感じで三日間は終了した。とにかく疲れた。ホント疲れた。財布を駐車場に落とした。カード類は家に置いてきたので良かったが免許証を入れたままだ。あらかたトランクの奥地にでも落としたんだろうと放置して次の日会社に行ったら警察から電話が入った。拾ってくれて、警察に届けてくれた人がいた。中身も全部そろっている。どういうワケか会場より少し離れた路上落ちていたらしい。
ホントに親切にありがとうございます。しかもお礼に行ったが、家が見つからないで帰って面倒をかけてしまった。さらには近所だったということもあり、ウチの近辺を探したり、電話番号を調べたり(結局はわからなかったらしいが)してくれたらしい。私よりは年上だが、まだ若いご夫婦でした。ホントに助かりました。ありがとうございます。
またこんなダメ人間が世の善意に触れてしまって。いつもオイラに幸がある。申し訳ないです。
追記:峯田が復活してます!!