再び(ネイル後編)[4/X](2004/04/20)

ネイルを買い物というカテゴリーに分けるのはおかしいと気付いたよ。でも修正めんどいので、このまま。
たかだか2時間で大荷物になったオイラははずかしながらも爪をやりにネイルサロンへ戻る。どうやら、そこは学校もやってるらしいよ。
始めにここに入ったときにすでに田舎からスーツやら靴やらを持ってきて大荷物だったのを見かねてお店の人が「戻ってくるまで荷物あずかりましょうか?」と預かってくれたのに、さらに俺は買い物して荷物を増やして店に戻ってくるなんて。ちょっと恥ずかしいじゃんね。まぁよい。
やっぱりプロの染めはちがうナリ。モノが良いのもあるでしょうね。ソレはすでに体感済みだ。正直マニキュアなんて発色とかの差だと思っていたけど、塗りやすさも格段に変わるんだね。
黒のスーツで結婚式に行くので爪ぐらいはと思い、オレンジに決めた。それがプロが塗ると刷毛の後も残らんし、綺麗にキワまで塗ってくれる。自分で塗るとオイラは2日ぐらいでハゲ始めるのに、やっぱりプロのお仕事、一週間近く経つ今日でもまだはげない。
しかし、俺は、バカだったよ。塗ってすぐあとに、どうしても、どうしてもシッコ垂れたくなった。ああ、乾ききってないのに。バカ。しかし、生理現象には勝てない。せっかく金かけて塗ってもらったのに、便所へ。して、案の定さっそく傷つけた。この敗北感たるや、半端なく、すでに食い終わったポテチの袋に、もう一度手を伸ばし「あれ?もう全部くっちゃったんだっけ?」的な。ああ、弱い。これじゃ全然弱いな。
そしてちょいグダグダな爪で店内を後にして、大荷物を抱えてまた、表参道を歩く俺だった。かわいそうな子。